アナログからデジタルまで、関連企業のエキスパートが手を結び、情報の保存と活用に貢献します 更新日:2005年10月11日
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JHK/日本図書館協会共催 資料保存シンポジウム

プリザベーション・マネジメント

-- 資料保存の新しい地平 --

終了しました

  
図書館やアーカイブズの歴史的・文化的な役割は、人間が営々と蓄積してきた知へのアクセスを、現在と将来において保証することにあります。しかしながら1980年代の後半に提起された「酸性紙問題」は、図書館等のこうした役割を根底から揺るがすことになりました。本や文書などの過去の遺産が、資料が自ら生み出す酸によって自壊してしまうという問題に対して、世界の図書館・アーカイブズは、資料の保存とはなにか、その方法は、という課題にあらためて取り組むことになり、これに呼応するように日本でも、さまざまな啓蒙や実践が重ねられきました。

しかし、これまでの国内での流れを振り返ると、資料のなにを(what)、なぜ(why)、保存しなければならないのかが問われることは少なく、どのよう(how)保存するのかという技術論に偏した論議と実践が繰り返されてきたのではないでしょうか。これは、中・長期的かつ体系的な資料保存計画を持つ機関が依然として少数であること、紙媒体資料に代表されるアナログ記録とは性格の全く異なるデジタル記録を、同じ「資料」として捉えることができないこと--等に象徴されるように思われます。

本来、私たちが目指すべき資料保存とは、「なにを、なぜ、どのように」の全てを包含する闊達な活動であるべきです。「どのように」の前に、「なにを、なぜ」と問うこと、技術論ではなく図書館・アーカイブズの資料収集や蔵書構築等の仕事と有機的に連動した、資料保存のための組織的体系的な取組み=プリザベーション・マネジメントこそ、いま、論議されるべきでしょう。



  日時:2007年10月4日(木) 10時〜17時10分 (受付 9:30分から)

  会場: 江戸東京博物館1階ホール (JR総武線両国駅 西口徒歩3分)
  
基調講演:資料保存の再設計 - 図書館・アーカイブがその使命を果たすために
安江明夫(国立国会図書館顧問)

学術図書館における戦略的資料保存 
小島浩之(東京大学経済学部資料室助手) 

特別講演:資料のデジタル化の問題点と将来 
石井米雄(国立公文書館・アジア歴史資料センター長)

デジタル情報の保存 - 新たなチャレンジ -
上田修一(慶應義塾大学文学部教授)

アーカイブズ保存の展望 - 沖縄県公文書館の場合 -
         大湾ゆかり(沖縄県公文書館修復士)

   「修復」を越えて - 資料のコンサベーションとはなにか -
木部 徹(有限会社資料保存器材代表)

※JHK 会員・関連機関による展示会を併催際します(隣接会場で 12時〜18時)

詳細は開催案内のチラシを → PDF (280KB) 

参加は無料。定員は300名。お申し込みは お名前、ご所属、ご連絡先(E-mail アドレスか電話番号)を明記 して 下記の E-mail 、もしくは FAX でお願いします。

 


 第6回JHKオープンセミナーの記録

「持続可能なデジタル・アーカイブ構築へのビジョン -- 地域情報拠点としての公共図書館を核とした取組みの可能性について」
 NPO 法人地域資料デジタル化研究会副理事長
山中湖情報創造館副館長      丸山高弘氏



公共図書館における新しいデジタルアーカイブの可能性について提言していただきました。

日時:    平成18年07月07日(金)18:30〜20:50
場所:     日本教育会館(東京都千代田区)

講演内容 PDFファイル(260KB) 
ディスカッション PDFファイル(180KB)


 第5回JHKオープンセミナーの記録

「文化遺産デジタルコンテンツ利活用の可能性と課題」
  
            東京国立博物館情報管理室長 田良島哲氏


インターネットの普及と利用環境の大幅な改善によって、社会的に注目されるデジタルコンテンツの分野として文化遺産の情報の利用・流通を促進させることが話題となっています。しかし、情報を保有している博物館・美術館や文化財所有者・管理者と、利用を求める政府や企業の間では、意識や技術的環境の差が大きく、今後の展開のためには解決が必要な課題が多くあります。そこで、情報保存研究会では東京国立博物館情報管理室長田良島 哲氏に、博物館の立場から近年の動向を概観し、当事者が共通してプラスの成果を見出すにはどのようにすればよいか、問題提起をいただき、これをめぐる討論を行う機会として下記のとおり第5回JHKオープンセミナーを開催します。

日時:    平成17年11月25日(金)18:30〜20:50
場所:    日本教育会館(東京都千代田区)

講演内容 PDFファイル(280KB) 
ディスカッション PDFファイル(180KB)


 第4回JHKオープンセミナーの記録

 「 デジタルアーキビストの養成 」
  −教育現場からの報告−

            岐阜女子大学教授 後藤忠彦氏

第4回オープンセミナーを開催いたします。デジタルアーカイブの開発は、博物館や美術館、図書館、公文書館あるいは各地域などにおいて、所蔵物をはじめとする資料のデジタル化とその流通、利用のために始まっています。これは各企業においても同様であります。これらのデジタルアーカイブの構築と活用には、デジタル化のための技術や知的財産などの保護、管理、流通を担う人材が不可欠です。
岐阜女子大学では、このような社会的要請をふまえ、昨年から3ヵ年計画で「デジタルアーキビストの養成」に取り組んでいます。今回はこの養成プログラム開発を進めている同大学の後藤忠彦教授にその内容と今後の課題をお話いただきます。

  日 時  : 平成17年6月3日(金) 18時30分〜20時50分

場 所  : 日本教育会館 中会議室    千代田区一ツ橋2−6−2
http://www.jec.or.jp/koutuu/index.html

*セミナー開催案内:PDFファイル(29KB)

*岐阜女子大学「デジタルアーキビストの養成」のページ
http://dac.gijodai.ac.jp/gp-da/
    
    講演内容 PDFファイル(105KB)

 第3回JHKオープンセミナー(2004年12月10日開催)の記録

「日本銀行アーカイブの現状と課題」
−立ち上げ期の苦闘の中で考える−

日本銀行金融研究所アーカイブ館長 武藤哲氏




第3回セミナーは、日本銀行金融研究所アーカイブ館長の武藤哲氏に、国の情報公開法令に基づき歴史的資料を保有・管理・公開する施設として2年前にスタートしました日本銀行アーカイブの2年間の運営状況と今後の課題を報告していただきました。

講演内容 PDFファイル(105KB)

           


 第2回JHKオープンセミナー(2004年7月2日開催)の記録


 デジタル化された人類の記録は次代に残せるのか?
 「デジタル情報の長期的な保存とアクセスのために」
国立国会図書館関西館事業部電子図書館課 今野篤(こんのあつし)氏

JHK(情報保存研究会)では、このたび第2回JHKオープンセミナーを開催する運びとなりました。第2回セミナーは、国立国会図書館の電子図書館プロジェクト『電子情報に係る調査研究』(平成15年3月刊*)に携わられた同館関西館事業部電子図書館課今野篤氏による報告です。

*『電子情報保存に係る調査研究報告書』国立国会図書館
URLhttp://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/preservation.html

講演内容 PDFファイル(93KB)


国立国会図書館のホームページに今野氏のご講演の出発点になる報告書および関連する情報として米国議会図書館による共同実施計画の仮訳など数件の報告が掲載されております。

○ 国立国会図書館による「電子情報の長期的保存とアクセス手段の確保のための調査」報告書
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/report_2004.pdf


○「全米デジタル情報基盤整備および保存プログラムに関する計画」(米国議会図書館による共同実施計画・・仮訳)
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/ndlipp_kari.pdf



第1回JHKオープンセミナー(2003年10月17日開催)の記録


「情報保存の現在(いま)〜未来への扉」
独立行政法人国立公文書館理事 大濱徹也(おおはまてつや) 氏

「資料保存、記録・資料、情報を保存する器としてのアーカイブズとはなにか? なぜ日本ではアーカイブズが社会的に認知されないのか? そもそもアーカイブズとは何なのか?」---- 現在の日本のアーカイブズが抱える根本的な問題を提示し、新しいアーカイブズ文化の創造に向けての扉を開く道を示す。

講演内容 PDFファイル(760KB)  出典:画像情報マネジメント協会発刊「月刊IM」2月、3月号